ジュニア出身者と中学デビューバドミントンプレーヤーの違い（９）～試合の観察力～

みなさんお元気ですか？うちバドへようこそ！おおかみパパです♪

春の公園は気持ちいいですよね～♪

さて、先日出かけた練習会。「スーパーじゅんちゃん対スペシャルコーチ」の対戦を見る機会がありました♪
＃じゅんちゃん、なのちゃんについては「登場人物」を見てね。


ラッキーなことにフーは線審に入っていたので、

「じゅんちゃんのプレーをよぉぉぉおく見ておくんだよぉぉぉぉ～！」

とアドバイス。シャトルを目で追いかけるんじゃあなくて、動きを良く見るように話しました。
＃これが失敗だったかも知れない（苦笑）。


じゅんちゃんは期待通り、素早いフットワークとショットの高い精度。見ごたえ十分。
そしてそれ以上におおかみが感心したのが配球。

スーパーじゅんちゃんはちょっとだけ悲しいことに背がちびっちゃい。フーよりもちょっとちびっちゃいかも。そして相手のスペシャルコーチは背も高く、反応も速く、こちらもとってもカッコいい。

そこでじゅんちゃんが配球の中心に持ってきたのが”ドロップ”。多いときは4本、5本続けていたんじゃあないかな。これが精度が良いのと、クリアも打てるフォームから繰り出すので、続けてもかんたんには叩けない。

…すんごい。自分のことと、相手のこと。しっかり考えてる。じゅんちゃんにとっては当たり前なんだろうけど、普段なのちゃんばっかり見ていると感動する。


なので、

• じゅんちゃんは相手のこともきちんと考えて配球しています。
• なのちゃんは相手との相性よりも自分の得意なショットに頼ります。

チャンチャン♪
…というレベルの違いではないことがこの後判明します（悲）。


線審を終えたフーに話を聞くと

「もう、すんごいよね！すごい！」

…いや、とりあえずそれは分かっているからwww。

いろいろと気づいたことを確認していくんだけど、いつまでたっても配球の話が出てこない…。痺れを切らしたおおかみが

「どんな配球してたかな？」

と聞くと、フーの答えは

「…」

おおかみも

「…（気づいていないのかなぁ？）」

しばし沈黙（笑）。

しかたがないので、

「じゃあ、どんなショットをしっかり打ってた？」

とおおかみが聞くと、フーの答えは

「！、相手を奥に追い込むクリア♪」

…いや、”♪”じゃあないから（笑）。それはフーがいつも使っているショットでしょうwww。


今回は動きを良く見るように言ったおおかみも悪かったかも…。でもあれだけドロップ続けていてそれに気づかないっていうのはちょっと残念。試合での配球もどんどんじゅんちゃんから吸収して欲しいなぁ。
＃確かになのちゃんずがじゅんちゃんの試合を見ていると「スンゲェ～！」だけで終わっているような気がしてきたw。

さて、どうして「スンゲェ～！」だけで終わってしまうのでしょう。

おおかみ自身がどう見ていたかを思い出してみると、
　「よし、ここはスマッシュ！」
　「ここはとりあえずクリアで…」
と考えていたときに、ドロップ、ドロップと来たので「あれっ？」と思い、その後は配球を丁寧に観察させてもらっていました。


ひょっとすると、なのちゃんはコートの中の人が何を打つか予想していないのかな？
そうしてただ漠然と見ていると、確かに気づきにくいかも知れません。

おそらく、上手い人のプレーを見ているときほど、予想が外れると思います。でもいいんです。予想して、外れることで脳が学習していくんです。
漠然と見ているときと、予想して見ているときでは学習効果も数倍違うと思います。


最初は外れるのが当たり前。だけど、誰かのプレーを見るときは”自分がコートに立っている気持ちになって”予想してみましょう。
　そして外れたらどうしてか考えてみる。
　そのときに相手のことも考えてみる。
　そこまでの試合で使われていたショットも考えてみる。

そうすれば、同じ１試合を見ていても、得るものは大きく増えると思います♪


3年生は残り少ないバド部生活！密度を濃くしていきましょう♪
ではまた！